パワーコンバイナー

光ファイバを六方細密構造に束ね、それらをガラス管内に挿入し、ガラス管及び光ファイバの束を加熱溶融しながら一体化又は溶融延伸後、大口径シリカコア/クラッドファイバやポリマークラッド大口径コア光ファイバと融着接続して作製します。

詳細説明

パワーコンバイナーは、光ファイバを六方細密構造に束ね、それらをガラス管内に挿入し、ガラス管及び光ファイバの束(ファイババンドル)を加熱溶融しながら一体化及び溶融延伸後、ポリマークラッド大口径コア光ファイバ(レシーブファイバ)と融着接続して作製します。

ファイババンドルに用いる光ファイバには、通常石英ガラスコア-フッ素ドープクラッドからなるSI型大口径コア光ファイバが用いられますが、用途に応じてGeドープコアの大口径GIファイバやシングルモード光ファイバなど各種光ファイバも選択可能です。

また、六方細密構造以外の光ファイバ配列や、ファイババンドルのみ(Output Fiberとの融着接続なし)の作製も可能です。

特徴

接着材レスで円筒状ガラス管に、規則正しく配列を行うことでハイパワー伝送を可能とします。 

・ハイパワー伝送が可能

 (ファイバレーザ用励起光源のガイドファイバとして使用可能)

・波長の合波が可能 (RGB合波を容易に可能)

・チャネル数の選択及びNAの選択が容易に可能

仕様

バンドル化に使用する光ファイバのNAやコア、クラッド径、バンドル化の本数、ジャケット管材質及び外径などは、ご指定いただければご要望に応じて作製致します。

バンドル化の本数は2本から61本が標準です。62本以上の光ファイバ数になる場合、又は使用ファイバにご指定がある場合は別途ご相談ください。

ch別バンドル部端面 (参考例)

製品資料